ダージリン丘陵地帯を襲った豪雨について

10月3日から4日にかけてダージリン丘陵地帯を襲った悪天候により、地域全体で豪雨、鉄砲水、土砂崩れが発生したことを、現地お取引先様よりお知らせがありました。これにより広範囲にわたる混乱と悲惨な人的被害が生じております。

公式報告によれば、ミリック、クルセオン、ダージリンの一部を結ぶ橋梁や道路を含む主要インフラが深刻な損傷を受け、交通・通信に支障をきたしています。

オレンジ・バレーをはじめとする茶園では、茶樹の根こそぎ倒壊や深刻な堆積物堆積など顕著な被害が報告されています。オレンジ・バレーでは数ヘクタールの茶畑を失い、停電状態にあり、園内の道路は全て損傷しているとのことです。

特に不運なのは、これからダージリンオータムナルの収穫期と重なっていることです。

現時点では被災地域への物流は徐々に回復しつつあります。一部農園からの出荷に若干の遅延が生じる可能性がありますが、混乱を最小限に抑え、可能な限り継続性を維持するため、全ての地方当局と緊密に連携しています、との報告を現地より受けております。今後、現地より新しい情報がありましたら、お知らせいたします。

Extreme rains hit India's premier Darjeeling tea estates